Introduction
講師紹介
小学生と未来をデザインする Eduプランナー/
学び舎Cotobaco 代表
奈良珠季 (ならたまき)
神奈川県茅ケ崎市出身、鎌倉市育ち。
中学高校は私立の女子校に通う。鎌倉女子大学児童学部卒業。
1児の母。
大学卒業後は、ブライダル業界で働く。
その後、周囲からの勧めもあり、学校教諭に転身。
「小学校で学力の基礎を身につけることが、夢を叶えることにつながる」と思い、小学校教諭を選ぶ。
公立小学校で担任を2年間務めた後、私立小学校で国語科の講師を4年間務める。
現在は、学校法人新堀学園 「湘南ミュージックハイスクール」にて、高校生へ「速読」「速読英語」の指導も行っている。
教育を通して、学びの基礎の重要性、子どもたちの可能性を実感する。
良いところを見つけ、褒めて伸ばす教育を心がける。
モットーは「子どもの心に寄り添い、幸せを生み出す」
Concept
コンセプト
自分の頭で考え
行動できる子どもへ
今、子どもたちを囲む環境は目まぐるしく変化しています。
パソコンやスマートフォンで一つボタンを押せば、すぐに答えを手に入れられる時代になってきました。
遊びの待ち合わせは、「インターネットゲームの中」というのも当たり前のようです。
そんな時代の子どもたちは、少し壁にぶつかると「わかりません」「できません」と、すぐにあきらめることに慣れてしまっていることも、少なくないように感じています。
教育現場で子どもたちを見てきた感じたこと。
それは、1年生でつまずくと、2年生になっても分からないまま進み、より苦手意識をもってしまう…。
スピードに追いつけず、自信を失う子どもたちもたくさん見てきました。
本来、可能性だらけの子どもが委縮してしまう姿を見て、危機感を抱きました。
目の前のでき事にあれこれ悩んだり、額に汗をかいて友達と遊んだり、小さなチャレンジに一喜一憂したり…、その中で子どもたちの人間性は育まれます。
記憶力と枠の中の正解を評価されて育った子どもたちは、社会で答えのない問題に直面したとき、本当に乗り越えられるのでしょうか。
「自分で考えて答えを出し、行動できる子どもたちを育てたい」
「考える主軸となる読解力を養う場を作りたい」
そんな想いから「学び舎Cotobaco」は誕生しました。
Mind
教育への想い
子どもたちの
個性を伸ばす褒める教育
私は、少し不器用な子どもでした。
小学校の算数では、九九のテストに合格すると賞状をもらえました。
算数の苦手な私はなかなかうまくいかず、先生にまであきらめられる始末。
結局、期間内に合格できず、お絵かき用紙の代わりに賞状の裏紙を渡されたのでした。
「私はできない子なのか」と思い込んだのを覚えています。
図画工作の授業では、公園へ桜の絵を描きに行きました。
その日は、雨上がりの翌日。地面はぬかるんでいて、桜も赤紫色に染まっていました。
クラスで完成した絵を張り出すと、みんなは緑の野原に咲く薄ピンクの桜。
私だけは、どろどろの地面に赤紫の桜を描きました。
「そんな色、おかしいよ」とクラスメイトからの声。
しかし、担任の先生は「あなたには、そう見えたからいいんだよ。赤紫の桜もあったよね」と優しく声をかけてくれました。
自分を認めてくれる人の存在が、いかに子どもの支えになるか、身をもって経験してきました。
先生や親、大人たちの思いやりがあって今の私があります。
「Cotobaco」では、大人のものさしで決めつけることはしません。
子どもたちと同じ目線で学び続ける一人の教育者として、
個性を伸ばす、褒める教育を目指しています。